誘導灯の点検をしてきました②

前回のブログの続きで、今回は従来型の誘導灯の改修工事を行いましたので、その様子をご紹介します。

誘導灯にはいくつか種類があります

改修工事のご紹介の前に、誘導灯の種類について少しだけご説明します。

  • 避難口誘導灯…緑色の背景に、白い扉と走る人のマークが描かれたものです。非常口などの「避難口そのもの」の上に取り付けられています。
  • 通路誘導灯…白い背景に、緑色の矢印が描かれたものです。廊下や階段などで「避難口がある方向」を示しています。

前回ご紹介した矢印の誘導灯は「通路誘導灯」、今回改修したのは非常口の上にある「避難口誘導灯」です。

改修前の誘導灯

こちらが改修前の誘導灯です。蛍光灯を使った、昔ながらのタイプの誘導灯です。

改修前の従来型誘導灯

長年使用している誘導灯は、本体や内部の部品の劣化が進んでいることがあります。表示面の色あせや、点灯が暗くなってしまうことも少なくありません。

そしてもう一つ、大きな理由があります。

蛍光灯そのものがなくなります

水銀による環境や健康への影響を防ぐための国際的な取り決め(水俣条約)により、蛍光灯は2027年末までに製造・輸出入が禁止されることになっています。

つまり今後は、新しい蛍光灯が作られなくなり、従来型の誘導灯に使われている蛍光灯本体も、だんだんと手に入らなくなっていきます。

従来型の誘導灯は、ランプが切れたときに蛍光灯を交換して使い続けてきましたが、交換用の蛍光灯がなくなってしまうと、ランプが切れた時点で誘導灯が使えなくなってしまう可能性があります。

誘導灯が点灯しない状態では、いざというときに避難の目印としての役割を果たせません。蛍光灯が手に入らなくなる前に、LEDタイプへ切り替えておくことが大切です。

そこで今回は、新しいLEDタイプの誘導灯へ交換しました。

改修後の誘導灯

LEDタイプに改修した誘導灯

本体もコンパクトになり、見た目もすっきりしました!表示面も明るく、遠くからでもはっきり見えます。

LEDタイプにするメリット

LEDタイプの誘導灯には、次のようなメリットがあります。

  • 消費電力が少なく、電気代を抑えられる
  • 光源が長持ちし、ランプ交換の手間が減る
  • 本体が薄くコンパクトで、すっきり設置できる
  • 表示面が明るく、見やすい

誘導灯は24時間点灯し続ける設備なので、省エネの効果も大きくなります。

取付後の確認

取付後は、正常に点灯するか、表示面の向きや見え方に問題がないか、そして点検スイッチを押してバッテリーで点灯するかを確認して、作業完了です。

まとめ

誘導灯は、いざというときに避難の道しるべとなる大切な設備です。長く使っている誘導灯は、部品の入手が難しくなる前に、計画的に新しいものへ交換しておくと安心です。

「うちの誘導灯も古いかも?」と気になった方は、お気軽にご相談ください。

今回も無事に改修完了です!