建物火災の出火原因1位は「こんろ」|飲食店の厨房防火対策

■建物火災の出火原因1位は「こんろ」

消防庁は令和8年9月7日の秋季全国火災予防運動の通知で、「こんろによる火災は建物火災の出火原因の第1位」とし、飲食店に厨房設備の適切な使用と維持管理の徹底を求めています。令和7年の全火災でも、こんろが原因の火災は2,850件ありました(消防庁・概数)。

■日常でできる3つの対策

1.火から離れない:ピーク時に火をつけたまま持ち場を離れることが、出火の大きな原因になります。離れる際は必ず火を止める習慣をつけましょう。 2.油汚れをためない:レンジフードやダクトにたまった油は、炎が燃え移ると一気に燃え広がるおそれがあります。定期的な清掃が欠かせません。 3.機器の点検・交換:古くなったガス機器やホースは、メーカーの点検・交換の目安に沿って見直しましょう。

■飲食店に求められる消防用設備と点検報告

令和元年10月から、火を使う設備や器具を設けた飲食店は、延べ面積にかかわらず原則として消火器の設置が必要になりました。また、飲食店は「特定防火対象物」にあたるため、消防用設備等の点検結果を1年に1回、消防署へ報告する必要があります。

■改装・居抜き出店の際の注意点

厨房の位置や客席のレイアウトを変えると、必要な設備や感知器の種類が変わることがあります。工事の前に、専門業者や所轄の消防署へ相談しておくと安心です。

株式会社海月では、飲食店の消防用設備点検・報告書の作成から、改装や新規出店に伴う設備の設計・施工まで対応しています。開業前のご相談や年次点検のお見積もりなど、お気軽にお問い合わせください。